さて、今回は自家製ベーコンのお話です。
なかなか楽しく外出・・というわけには行かないこの頃は、なんとかおうちで楽しくおいしいものを食べられるようにしています。
自分が食べたいものにだけには、手間をかけています(つくる人特権)。ただでさえ食事の支度は面倒ですからね、楽しまないとやっていられません。
IH用の燻製器を購入しました。
私はもともとキャンプの野外ご飯が大好きなので、いろいろためしてみてベーコンの燻製器も買ったりしたのですが、ここしばらくキャンプに行けていないのでなかなか使う機会がありません。
家で使えばよいのですが、我が家のキッチンはIH。直火用の燻製器使えません。
ベーコンを作るためだけにツーバーナーや燻製器を引っ張り出すのは正直面倒(倉庫の構造上、あれこれ出さないと出てこない)・・・ということで、IHでも使える燻製器を買ってもらいました(今年の誕生日プレゼント)。
商品説明を見ると、この燻製器が想定しているのは10分程度の燻製、少し香りづけをする程度の使い方のようでした。
でも、思い切って生肉からじっくり燻製してみたところ、特に問題なく使えました!
直火の燻製器と変わらない状態のベーコンができました。
大きなバラ肉2つを入れることができます。(少し曲げて入れる感じになりますが。)
写真は、8割くらい火が通った状態のものです。(待ちきれなくて途中で蓋を開けてしまった。)
燻製直後のほかほかの状態だと「単なる燻製味の焼き豚」でしかないのですが、冷まして1晩置くと、だいぶベーコンらしくなります。
すぐに食べてしまってもよいのですが、私は小分けにして冷凍してちょこちょこ使っています。
何か一品足りない時に解凍して使えるので、とても便利です。
冷静にコストを考えるとベーコンとしてはちょっとした高級ベーコンではないかと思いますが、かなりおいしいのでおススメです。
ベーコンの作り方
<材料>
- 豚バラ肉かたまり
- 塩 肉の重さの2.5%~3%
- こしょう
- 野菜の切れ端(人参、玉ねぎ、セロリなど)
<その他>
- さくらチップ(小さなお茶碗1杯くらい)
- ざらめ(なくてもOK)
- アルミホイル
<作り方>
- バラ肉に塩をすりこむ。
→ハーブやコショウ、にんにくなど、好みに合わせて適当に追加。 - ジップロックに入れて、4~5日冷蔵庫で寝かせる
→野菜の切れ端を入れるとおいしくなります。おススメはセロリ。
- 鍋の内側(底&壁面)をアルミホイルでコーティングする。
- 小さめのお茶碗1杯くらいのさくらチップとザラメ(大さじ1くらい)を入れて、網にお肉を載せて蓋をして、強火で2時間。
→肉汁がジュウジュウきこえてから30分くらい火にかけた。 - 完成したらアルミホイルにくるんでそのまま冷まして完成。
直火と比べると火力が弱い分、どうしても火にかける時間が長くなってしまうのですが、直火でつくったものと変わらないくらいおいしかったです。
この鍋はかなりの優れもので、煙はほとんど出てきません。
さすがに2時間火をかけるので、部屋にそれなりの匂いは充満しますが、燻製くささはさほどないのではないかと思います。
- 冷蔵庫に寝かせて後に塩抜きをすることもあるそうですが、私は塩抜き作業なしで作っています。塩分控えめな方は塩抜きするのがよいかもしれません。
- IHによって火加減が違うので、いろいろ試してみてください。
もし生なら焼いて食べてしまえばいいし、火を通しすぎてしまったとしても、それなりにおいしいと思いますので適当でOK。 - スモークの味が好きな方は、もっとチップを増やしてみてください。
おススメのベーコンパスタレシピ
わたしが好きなベーコンパスタを紹介させていただきます。
炒めるだけなので、超簡単。
<材料>
<作り方>
- パスタ お好みの量
- ベーコン 適当
- しめじ 適当
- キューピーの「パスタを手作りオイルソース(しょうゆ&ペッパー)
- ベーコンは適当な大きさに切り、しめじをほぐして炒めてパスタのオイルソースをまぜておく
- パスタをゆでる
- 1.にゆでたパスタを投入、適当に炒めて完成。
このパスタは普通のベーコンで作ってもおいしいのですが、燻製ベーコンで作るとおいしさが100倍くらいアップします。
ぜひお試しを!