千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

アメリアのクラウン会員になりました。

翻訳者ネットワーク「アメリア」のクラウン会員になりました。
分野は「日英ビジネス」です。

アメリア」とは、翻訳の専門学校フェローアカデミーを母体とする翻訳者ネットワークです。
アメリアでは「仕事として通用するレベル」を審査基準に、定例トライアルという独自の翻訳の模擬試験が毎月開催されています。プロの翻訳者が評価するこの定例トライアルで、AAを1回、または同分野で12ヶ月以内にAを2回取得すると、「クラウン会員」の資格が得られます。

 

昨年6月と今年の1月の定例トライアル(日英ビジネス)で連続でAを獲得し、この度めでたくクラウン会員の資格を取得することができました。

昨年6月は、「AI倫理に関する報告書」がテーマで、内容も書式も自分の好みのものだったのですが、今年の1月のテーマは「インバウンドを意識した高級リゾートホテルのHP」で、自分の守備範囲外のテーマだったため、かなり苦戦。
でも、どんな単語や表現を使ったら読み手から魅力的なホテルだと思ってもらえるかを考え、楽しみながら国内外の高級ホテルのHPを参考に書き上げた英文でした。

今回は難しいかなと思ってあまり期待をしていなかったのですが、昨日、アメリア事務局から「クラウン会員資格取得のお知らせ」という嬉しいメールが届いたのでした。

翻訳者としての自分のこれまでの9年ちょっとを振り返ってみると、思うように仕事ができなくて悩むことが多く、結局あの手この手で相当のんびりなペースでここまで進んできました。でも、これまでの苦労や努力やその方向性が間違っていなかったのかなと思えてとても励みになりました。

自分の翻訳力をアピールできるものが何もないことが課題の1つでもあったので、まずは1つ。心の支えとして、今後も翻訳力の向上に努めていきたいと思います。