千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

東京見物(目的は3つ!)

数日前の事になりますが、子供たちが妹宅に泊りに行ってしまったため、夫と二人で東京へ行きました。

子供たちにうらやましがられない(?)場所に行こうということになり、東京へ行くことにしました。
目的は3つありました。

  • 御朱印をもらう
  • 大学の跡地を見に行く
  • うどんつゆを探す

なかなか盛沢山な1日となりました。

御朱印をもらう

東京に行くといっても何をしようか・・と考え、話し合った結果、「お寺に行こう」ということに。御朱印もいただけるし、いいんじゃない・・?と。
それぞれ思い入れのあるお寺を選ぶことにしました。

夫が選んだのは、明治神宮
私が選んだのは、「とげぬき地蔵」で有名な高岩寺
意見が一致したのは、浅草寺

・・・ということで、この3か所を回ることにしました。

さて、まずは明治神宮ですが、私は就職活動中に夫と明治神宮に行ったことがあるそうなのですが、全く記憶に残っていません。(記憶力はかなりある方なので、ここまできれいさっぱり忘れているのは珍しいかも。)
行って思い出せ・・ということなのか?!
まあ、そんなことはないと思いますが、とにかく明治神宮へ。

歩いてみても、全く記憶はよみがえらず。なんでだろう????
木々に囲まれ、とても気持ちの良いところでした。
外国人の参拝客が多く、観光ガイドの方の案内を受けながら回っている方々もたくさんいました。

説明書きがほとんどが英語併記だったので、後でゆっくり読もうと、目につくものは全部写真を撮ってきました。

さて、御朱印ですが、広い部屋で受付をしていて、数人の方が並んで記入作業を行っていました。
緊張感が漂う中、さらさらと御朱印帳へ記入されていく文字や印を見るのは、とても心地良かったです。

次は高岩寺
高岩寺は、私が通っていた大学の最寄り駅である巣鴨駅にある有名なお寺です。

巣鴨といえば、「おばあちゃんの原宿」、「とげぬき地蔵」で有名ですね。そのとげぬき地蔵のあるお寺が高岩寺です。

以前地元の神社で初めての御朱印をいただいたのですが、神社とお寺を分けたかったので御朱印帳は神社用とお寺用の2冊持っています。
お寺用の御朱印帳の最初のページにもらうのは、どこか思い入れのあるお寺の御朱印がいいなと思っていました。
懐かしい巣鴨の高岩寺は、まさにぴったり。

こちらの御朱印はお坊様が書いてくださったのですが、豪快な筆運びにくぎ付けになりました。

トマト柄の御朱印帳を渡してしまい、ちょっと場違いだったかかも・・。

←神社用がたまご柄、お寺用がトマト柄)

最後は浅草寺へ。

仲見世通りがものすごい人で、参拝するまでに時間がかかりました。
浅草寺も説明や案内はほとんどが英語併記だったので、こちらもじっくり読むために、写真撮影を。

おみくじを引いたのですが、おみくじももちろん英語併記。 でも、小吉だったはずなのに英語を読むとなんだかお先真っ暗な感じで書かれていて、ちっとも小吉ではなかった気がします(笑)

こちらも参拝後に御朱印をいただきました。

受け取った御朱印帳には、こんな紙が挟まれていました。

ふむふむ。こんな苦言を呈する必要があるくらい、マナーが悪いということなのでしょうか。

難しいところですね。
私も参拝だけで御朱印をもらっている身ですが、それはそれでよいのではないかなと思っています。
私は特に何かを信仰しているわけではなく、クリスマスもお祝いするし、困ったときやお願いごとがあるときには神社やお寺に行く・・という感じではありますが、真剣な気持ちで、礼を尽くすのであれば、元の形からは違っていたとしても、時代による変化ということもあり、仕方ないのかなという気もします。

でもやっぱり、これはこれできちんと受け止めておかないといけないですね。

ただ・・。 私からも一言。

御朱印を書いてくださる方の姿勢も、見直す必要があるのではないかと思います。 このような用紙を配布してまで御朱印をもらう側に厳しいことを言うのであれば、御朱印を授ける側としても、大事な御朱印を授けているんだという自覚を持つべきではないかと思います。

私が御朱印をお願いした時間帯に担当されていた方は3人ほどいらっしゃったのですが、おしゃべりをして作業していたように見えたし、御朱印帳への記入も事務作業的な感じでさばいている感が満載で、他の神社やお寺とは違って緊張感のようなものが全く感じられませんでした。(まだ数か所しか行っていないので勝手な感想ではあるのですが。)
1日に訪問する人の数もものすごいので仕方ないかもしれませんけれどね。

この矛盾が少し残念でした。

大学の跡地を見に行く

さて、巣鴨といえばとげぬき地蔵・・ですが、私にとっては大学4年間通学した懐かしい場所です。

私が卒業した翌年から新しいキャンパスへ移転してしまったため、もうあの大学は巣鴨にはありません。
老人ホームになったとか、アジア言語学センターになったとかいろいろ噂を聞きましたが、取り壊されてからは一度も行ったことがありませんでした。

正門があったあたりは、こんな感じでマンションと介護施設が建っていました。
全く昔の面影がありません。もっと先まで行ってみようかとも思ったのですが、なんとなく行けませんでした。

駅から学校までの道は、とても懐かしかったです。
お墓(染井霊園)の中をつっきって歩くのは通い慣れたせいか気になりませんでしたが、夫は「こんなところ歩いていたの?」と驚いていました。

染井霊園はソメイヨシノ発祥の地でもあり、桜はそれはそれはとても綺麗です。
桜の季節には夜桜を見るのを毎年楽しみにしていました。

うどんつゆを探す

さてさて、3つ目の目的は、「うどんつゆ」を探すことでした。
うどんつゆって何?と思われると思うのですが、これです、これ。

だし道楽のうどんつゆ。

自動販売機で売られているんですよ。

少し前にTVで特集していたのですが、あるうどん屋さんは、経営しているお店の規模が小さいわりには、年商が3億あるとか。

普通のうどん屋さんなのに、なぜなのか?

それがこの「うどんつゆ」だそうです。

自販機でこのうどんつゆを販売しているのですが、これが飛ぶように売れているそうです。

経営者の方は、うどんつゆの販売機を置く場所を、Googleマップを使って探しているそうです。

自動販売機でうどんつゆを売るということ、そしてその場所をGoogleマップで探す(人件費も移動費もいらない)ということ、これらはちょっとしたアイデアによるもので、これにより、何もしなかった場合の100倍くらいの年収を得られたわけですからすごいですよね。

TVでこのうどんつゆのファンのインタビューを見て、是非一度買ってみたいと思っていました。

検索したら浅草にあるということが分かったので、行ったついでに買ってきました。

たまごかけごはんやお豆腐にかけてもおいしいらしいですよ。

うどんつゆを買ったあとは、もんじゃ焼きを食べて帰りました。
「きのこもんじゃ」が思ったよりもおいしかったので、次回我が家でもやってみようと思います。

この日歩いたのは、22890歩。距離にして15.5km。
大した距離ではないですが、普段ほとんど歩かない私には、なかなかの距離でした。