*旧ブログ(アメブロ)からの転載・修正記事です。
JAT(日本翻訳者協会)にとても興味があるので時々HPを見ているのですが、面白そうなセミナーを見つけたので早速行ってきました。
テーマは、 「フリーランス翻訳者の仕事術~商品は自分、切り口は自在~」。
矢能千秋さんによる講演でした。
いろいろと考えさせられた、大変有意義なセミナーでした。
今後の自分のライフプラン、キャリアプランの見直し、セルフプロデュース・セルフブランディングの必要性を改めて実感しました。 もちろん、前提には、確固たる英語力があってこそなのですけれども・・。
また、
『勉強中だから』、『まだ駆け出しだから』なんて、翻訳者を名乗る以上は口が裂けても言ってはいけない
この言葉には、身が引き締まる思いがしました。
考えてみれば、当たり前の話なのですけれども、ついつい言い訳にしてしまいたくなります。
「まだ勉強中だから」・・と。
でも、ベテランの翻訳者であっても、常に勉強中なのでしょうし、何よりも、お客様からお金をいただく以上は、そんな言い訳は通用しません。そんな言い訳をしている人にお仕事を頼みたいなんて、思う人もいないでしょう。
この言葉を言い訳にするのだけは、やめようと思いました。
そして、もう一つ身に染みた言葉が。
「逃げ道を作らないこと」
ついつい楽な方に流されてしまうのが人間です。
逃げ道があれば、精神的には楽になります。 後からそれを言い訳にもできますし。
でも、あえてその逃げ道を絶つことで、前に向かう・・ これを実践していくのは大変なことですね。
そのほかにも、いろいろなお話をきくことができました。 現役で活躍されている方から伺う話は、本当に参考になることばかりでした。
矢能さんの講演をまた聞ける機会があれば、是非行ってみたいと思います。
矢能千秋さんをはじめ、雑誌などでよくお見かけする大御所の先生もいらしていました。 お声がけするチャンスもあったのですが、無理でした。
恐れ多くて・・。
胸を張って、声をかけられるようになりたいと思いました。
ところで、このJAT、コンセプトが素晴らしいと思いますし、活動そのものにも大変興味があるので、いつか入会したいと考えています。
ただ、まだ翻訳者・・と胸を張って言えない状態、いわゆる「翻訳者の卵」なわけで、そのような分際でここに登録するのはまだ早いと考えています。 自分で設定した目標がありますので、そのレベルに達した時に入会をしようと思います。