千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

辞書①

*旧ブログ(アメブロ)からの転載・修正記事です。

「辞書はお金で買える実力」

いろいろなブログやサイトで、よくこの言葉を見つけます。

それでは、私の辞書の状態は?

高校生に入学した時に買った「ジーニアス英和辞典」をひたすら使い続け、途中で買った辞書は、CASIOの電子辞書XD-R7200のみ。(フランス語が収録されている辞書が欲しかった) この電子辞書にもジーニアスが収録されていたので、英語については、16歳から20年以上もジーニアス英和辞典1冊のみで過ごしたことになります。(歳がバレる・・。)

おととしまでは、翻訳者へのメールや指示書、各国語のチェックのための原稿を読む程度にしか英語を使わなかったため、ジーニアス一冊でも全く困らなかったのです。

翻訳会社を退社して今の会社で翻訳を始めることが決まった時に、まず最初にしたことは、
辞書を買うこと

愛用のジーニアスは、手垢にまみれ、ページがはずれ、CASIOの辞書は、ヒビが入ったケースをテープでとめて何とか使っている・・というひどい状態。
さすがにこれで翻訳をするだなんて、とんでもないと思ったのです。

  • ジーニアスを含め、なるべくたくさんの英語コンテンツが収録されていること
  • できればフランス語の辞書も収録されていること

この条件で探すと、現状の自分の状態から考えると、どれもこれも良いものばかりで選択肢が多くなりすぎたため、専門性のあるもの・・・という条件を追加して探しました。 いろいろ調べた結果、最有力候補として残ったのは、セイコーインスツルのDF-X10001。
6万円以上したので少し迷ったのですが、これに収録されている辞書を全部紙で買ったら、こんな値段では買えないだろう・・・と、思い切って購入することにしました。 「翻訳者も使っている」という売り文句が決め手になったというのもあります。

もう一つの決め手は、「フランス語」。 フランス語の辞書が、別売りのカードでを購入することで追加できたことも大きかったです。

そうして使い始めたものの、思っていたよりも電池の持ちが悪いこと、別に辞書を引くより、オンライン辞書を使ったほうが使い勝手が良かったことにより、しばらくあまり使わない状態が続いてしまうことになります・・・。