*旧ブログ(アメブロ)からの転載・修正記事です。
今週、小学校で、娘(小4)の「1/2成人式」がありました。
20歳を祝うのが、成人式。
その半分の、10歳を祝うのが1/2成人式。
私が小学生だった頃には無かったイベントですが、ここ十年くらいで広まり、そのあり方についてもいろいろと議論されていますね。
内容は学校によって様々だと思いますが、娘の学校では、毎年最後の授業参観の時間で行われます。
子供たちが手分けして自分たちで準備・進行を担当し、当日は先生は見ているだけ。
それぞれが作文を披露、最後にみんなで合唱して、親に感謝の思いを気持ちを伝える・・という内容でした。
中でも一番良かったのは、子供たちの作文の発表でした。
子供たちが3つのグループに分かれ、各自担当の内容の作文を読み上げました。
- この10年を振り返って
- 将来の夢
- 感謝のことば
私はこの子達が1年生から3年生の時まで、朝の絵本の読み聞かせをしに毎週1回学校に行っていたのですが、今の仕事をするようになってからは学校に行くことがなくなってしまったため、みんなの姿を見るのは本当に久しぶりでした。(ご近所の子は時々見かけますが。)
だから、まず驚いたのは、みんなの成長ぶり。
体が大きくなり、顔つきもしっかりしてきて、作文を読み上げる姿も立派で、もちろん内容も、しっかりしたものでした。 わずか1年ちょっとでこれほど成長するとは!
娘の作文に感激したのもありますが、それよりもさらに、他の子供たちの成長ぶりに感動してしまいました。
もう一つ印象に残ったことがあります。
それは、みんなの「将来の夢」。
幼稚園の先生、美容師、お医者さん、バイオリニスト、ケーキ屋さん、大金持ち・・など。
なりたい理由あげて、自分がその職業についたらどんな人になりたいかについて発表している子供たちが、とてもまぶしく見えました。
そして、うらやましくもありました。 どんなものにでも、なれる可能性があるのですから・・。
そして、何よりも衝撃だったのは、なりたい職業として挙がったものの中に、「YouTuber」があったこと・・・!
発表者の中に、2人もいたのには驚きました。 (2人ともYouTuberか〇〇・・・と、2つの夢を挙げていましたが。)
私はこれまで、YouTuberという名称を、知りませんでした。 もちろん、YouTubeの閲覧数により報酬が受け取ることができるという話も知っていたけれど、それで収入を得ている人を、「YouTuber」と言うのですね・・。
そして、そうか・・、現代の子供たちにとって、YouTuberは「職業」という認識になるのか。
私が子供の頃にはありえなかった「お仕事」で、それだけ時代が変わったのかと、ある意味大きな驚きでした。
今なりたいと思っているものに、実際になる人、なれる人がどれだけいるのかわかりませんが、どんなものでもいいので、自分でこれをやりたいと、目標をもってしっかり生きていける子に成長してほしいなと思いました。
なかなか良い1/2成人式でした。