千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

『通訳翻訳ジャーナル 2016 春号』を読みました。

*旧ブログ(アメブロ)からの転載・修正記事です。

通訳翻訳ジャーナル買ったのは、今回が初めてです。

「辞書力を鍛えよう」

このタイトルに魅かれて購入しました。

今月末の辞書セミナーに向けて、辞書についてもっと調べなくてはいけません。

調べれば調べるほど、自分が全く辞書を活用できていないことがわかり、恥ずかしくなります。

「辞書はお金で買える実力」という言葉を何度も目にしましたが、いくら良い辞書を購入しても、使いこなせなければ何の役にも立たない。

以前書いた通り、おととし購入した DF-X10001を、あれからかなり活用しています。
この辞書にも収録されていて、辞書の話になると必ず話題にのぼる、「うんのさんの辞書」(「ビジネス技術実用英語大辞典」)。

今回の通訳翻訳ジャーナルの特集は、この辞書の誕生秘話と活用法についての記事から始まりました。

恥ずかしながら、少し前まで、「海野さん」を「うみのさん」だと思っていました。 そして、この辞書も、ちらっとしか見たことがありませんでした。

「まず最初にそろえるべき辞書」No.1に輝いたこの辞書、活用してないなんて、もったいないというか、ありえない!・・と言われてしまいそうです。

それにしても、この辞書がこんな風に作られていたとは!

そう遠くないうちに、次の版が出るそうですが、次が出るまでには、この辞書無しではいられなくなるくらいには活用したいと思います。

家での使用専門になっていたDF-X10001。 毎日会社に持って行こうと心に決めました。

辞書特集では、通訳者と翻訳者の辞書環境が比較されて書かれているのもとても面白かったです。 同じ英語を扱う職業でも、ずいぶん違うものですね。

そして、 どのように辞書を引いて、どのように訳語を選ぶのか、辞書にない言葉をどう訳すのか、PC辞書とオンライン辞書の比較等、どれも興味深い内容ばかりでした。

一度ざっと読んだのですが、この後もう一度しっかり読み直してみようと思います。