千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

これから先・・・

*旧ブログ(アメブロ)からの転載・修正記事です。

九州で大きな地震がありましたね。
どうか、被害がなるべく小さくすみますように・・・。


前回の記事を自分で見直してみると、結局何が言いたいのか自分でもよく分からなくなってしまいました。 考えがまとまらない・・・。

とにかく、翻訳の土台になるものが全くなかったので、ここまでの1年半は、とにかく翻訳の知識や技術を身につけようと、文法書などの書籍を読んだり、通信講座をとったりしてきました。

でも、ただ勉強しているだけではだめだということがよくわかりました。
もちろん勉強も大事でなことではあるのですが、結局のところ実際に手掛けてきた翻訳の中で得たものが一番大きかったように思います。
自分が悩んだり、困ったり、調べたり、学習したものを実際に使ってみたり、そうした過程の中で得た知識や表現が、自分の糧になっていくような、そんな感じでしょうか・・。

セミナーにも何度か出ましたが、ただ聞いているだけでは「ふーん」で終わってしまう。そこから何を考えて、その知識をどう生かしていくかを考えないといけな・・・と。

ここから先は、そういったことに重点を置いていきたいと思っています。


さて、いま悩んでいること。

1つ目は、私のいる会社には、翻訳スタッフは私しかいないこと。
だれも私の翻訳が正しいものかどうかを判断してくれる人がいないのです。
ありがたいことに、「これまでの翻訳よりもずっといいし、ちゃんと内容を理解した上で訳そうとしてくれている」・・・という評価はいただけているのですが、英語にこだわりがある方の評価ではないところが気になるところ。
このままこの状態に満足して長い間ここに居座ってしまうと、このままの状態(もしかしたら他では通用しないかもしれない翻訳)のまま過ごしてしまうことになります。
それでいいのか?
よくありません。どこにでも通用するような翻訳をできるようになりたい・・。

2つ目。
今の会社は人もいいし、居心地がとてもいいところです。 でも、業界的に男性が強く、女性社員、それよりもさらに派遣社員の地位が低い。
アラフォーの私ですら、「派遣の女の子」扱いです(笑) 。
いろいろな事情があり、社員の方の顔色をうかがいながら作業をする必要があるなど、ちょっと面倒。
データの扱いがもひどくて、自分の責任で管理させほしいと思ってしまうほど。
とにかく自分の思うように動けないことに苛立ちを感じることがあります。

この2つが、フリーランスの翻訳者を目指したいと思った理由です。

通用しないような翻訳であれば、そもそもトライアルも通らないでしょうし、通ったとしてもお仕事が続かないだろうし、すべてが自分の管理のもと、自分の責任で仕事ができる。

では、フリーランスの翻訳者になるには、どうやっていきましょうね?

気づいたら日が変わりそうなので、続きはまた。