千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

祈り

*旧ブログ(アメブロ)からの転載・修正記事です。

熊本の被害がどんどん拡大していくのを見ると、心が痛みます。

震源地付近に住む友人がいます。
LINEのおかげですぐに連絡がとれて、無事が確認できました。
家族は皆無事とのことで安心したし、最初は壁にひびが入った程度だ・・ということだったのですが、度重なる余震と、それに追い打ちをかけるかのような本震により、「家がもう持たないかも・・・」、「家が傾いて入れないから車で寝ている」・・と、事態が悪化して行く様子がリアルタイムに伝わってきました。

様子を伺う他には何もしてあげられることがなく、自分の無力さを情けなくも思ったりもします。
そんな私に、「近所の人には弱音を吐けない(大変なのは同じだから)から、話をきいてくれるだけで、遠くから心配してくれるだけで心強いよ」と言ってくれた友人は、一体どれだけの思いを抱えてこの言葉を言ってくれたのでしょう?
それを考えると、胸が痛くなります。

友人だけでなく、大勢の人が避難生活を余儀なくされています。疲労も極限に達していることでしょう。

早く余震がおさまり、支援が行き届き、少しでも被災者の方々の負担が軽くなるように祈りつつ、何か力になれることがないか考えていきたいと思います。

ここ数日はそわそわして何も手がつかない状態でしたが、与えられた1日1日をしっかり過ごしていかないといけないな・・と改めて思いました。