千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

英語にまつわる初めて話

*旧ブログ(アメブロ)からの転載・修正記事です。

こんばんは。

今日は、急に思い出した懐かしいお話について書きたいと思います。


1つめは、初めての英語のテストのこと。

中学で英語の勉強を始め、張り切っていたものの、まず最初のテストでいきなりめげそうになりました。

最初はアルファベットと簡単な内容の試験だったのですが、自信満々だったものの、△だらけの結果。

なぜか・・?

それは、全部を同じ高さに書いてしまったから。

英語の習い始めは4本線(3列)のノートで練習しますよね?
fなら上の3本(2列)、gなら下の3本(2列)を使う・・というように、真ん中の列を中心に、アルファベットによって高さが変わると思うのですが、gも上の3本の位置にあるかのような高さで、下をそろえて書いてしまったたからでした。

今とはなっては意識もせずに当然のように書いていることなのですけれどね。
テストのときはラインがなかったため、意識せずに下をそろえて書いてしまったんですね、たぶん・・。

これがものすごく悔しくて、絶対次は満点を取ってやる・・と意地になったのがよかったのか、英語を嫌いにならずに済みました。(笑)


2つめは、英作文について。

初めて英語で文章を書いたのはいつだったか・・
思い出せる最初の記憶は、中学3年生の英語のテストで、 「修学旅行の感想を英語で書きなさい。」というものでした。

I went to Nara on a school trip on May xx, 1989.
I saw a lot of deers in Nara Park. ・・・とかなんとかいう文章を書いたのだったと思います。

そして、このテストを返却された時に、 「deerは単数で、複数にはなりません」 ・・・というコメントをもらい、「鹿は複数にはならないんだ、へえええええ」・・・と思った記憶があります。

それまでは単語を並び替えて文章を完成させるような問題はあったものの、自力で文章を作ったのはこれが初めてで(記憶では)、ものすごく悩んだけれど、完成した時にはものすごい達成感があったことを覚えています。


3つめは、初めて「インターネット」という言葉を見た記憶について。

高校1年か2年くらいの時、少しだけアメリカ人の高校生と文通をしていました。

その時の手紙の中で、internetと言う単語を初めて見ました。

知らない言葉だから質問したのか、その子が説明してくれたのか忘れましたが、 「コンピューター同士をネットワークでつないだもののことで、いろいろな情報が手に入る」とかなんとか、そんなような説明をしてくれたような記憶があります。
正直、その時は何のことかさっぱりわかりませんでした。 それに、「network」という言葉も、よく分からなかったのです。 そして、このことはそのまま忘れていたのですが、あとになって思い出すことになります。

初めてインターネットを使った大学3年生の時。
このとき初めてインターネットが何かを知り、同時に、「ああ、あの時に手紙に書かれてたのはこのことか!」と思ったのでした。


最後は文通について。

文通・・。
懐かしい響きですね。

高校の時の文通は数回で終わってしまいましたが、その後、もう1人文通をした人がいます。

大学2年の時に、フランスで3週間のショートステイをして、フランス語の語学学校に通ったことがあるのですが、その時に同じクラスに、イスラエル人の女の子がいました。

同じ年だったこともあり、意気投合し、帰国してからはずっと文通を続けていました。

当時パソコンを持っていなかったため、手紙を書いて出して、向こうに着くまでに2~3週間、あちらで返事を書いてそれが戻ってくるのに2~3週間、毎日まだかまだかと返事を心待ちにしていたのが、懐かしく思い出されます。
お互いフランス語でメールのやり取りをしようと決めていたのも今となってはいい思い出です。

メールを使うようになり、手紙のやり取りがなくなった時にも、やりとりの時間が劇的に短縮され、便利だなと思ったのですが、数年前にお互いでfacebookでお友達になったことで、ほぼリアルタイムのやり取りが可能になり、距離感が全くなくなりました。

この20年で、通信手段にはずいぶんと大きな変化があったなあとしみじみと思います。

昔を振り返ると、次々懐かしいことを思い出すので、今夜はこの辺で・・。