千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

子犬がやってきました

*旧ブログ(アメブロ)からの転載・修正記事です。

我が家に犬がやって来ました。

どう撮影しても私の手足が写ってしまうので、今回はペットショップで撮った写真を載せてみました。

一緒に暮らす犬は、私が子供の頃から数えると、これで4匹目。

最初の1匹は私が10歳の時に近所で拾った犬で、2匹目はその犬が産んだ犬のうちの1匹。1匹目は14年生きて、2匹目は16年生きました。

自分の子供時代を一緒に過ごしたということもあり、この2匹は私にとって、もはや犬ではなく、妹と弟のようでした。 だから、最初に一匹目の犬が死んでしまった時には泣きすぎて顔が腫れて、会社を休んでしまった程です。
当時は今のようにペットが家族の一員であることが当然という時代ではなかったので、「犬が死んだくらいで会社を休むなんて」と言われ、怒りを感じたものでした。

その数年後、私の結婚と同時に父の海外赴任が決まり、2匹目の子は両親と共に海外に渡り、そこで3年過ごしました。そして、帰国を目前に、亡くなりました。

その時は、最期の時を一緒に過ごしてあげられなかったのでさらに辛くて、もう二度と犬は飼わないと、固く誓いました。


もう飼わない、とみんなが思っていたはずなのに、下の子が生まれた8年前、同居の両親がペットショップでミニチュアダックスに一目惚れをし、我が家に3匹目の犬がやって来ます。

上の子もまだ小さく、下の子も生まれたばかりで、しかも泣いてばかり子だったので、私には当然子犬を構っている余裕はありませんでした。 (実際のところ、両親の責任の元飼われたので、私は何も世話をする必要はなかったのですが)

でも、とても人懐こいいい子だったので、そんな私にも懐き、子供達もそれなりに可愛がってくれていたのですが、体調を崩し、この夏にあっという間に死んでしまいました。

体調を崩して入院をしているうちに死んでしまったので、私も子供達も会えないうちにいなくなってしまいました。
そして、両親の強い希望により、子供達を火葬場に連れて行けなかったため、私や子供達は、もうあの子がいない、ということをなかなか実感できず、ちょっとお泊まりに行っていてまた帰ってくるのではないかと、いまだにそんな思いがあります。

だからこそ、もう次の犬を飼うなんてことは考えていなかったのですが、父の落ち込みぶりがものすごくて、ペットロス症候群とはこれほどまでのものかと驚きました。

夏前に父が体調を崩して入院をし、一時は生命の危機さえあったのですが、奇跡的に回復し、戻って来ました。3匹目の子が体調を崩したのはそれからすぐのことだったので、代わりに自分の病気を持って行ってくれたような気もしているのでしょう。

父の落ち込みぶりを見るに見かねた母が、四十九日を過ぎた時にまた犬を飼おうか、と言い出しました。

私は仕事で日中は家にいないので、今回もまた両親が中心に飼うことになります。

新しくやってきた子が何年生きるかわかりませんし、できるだけ長生きしてほしいとは思いますが、その頃には両親がさらに歳をとり、病気になったりして面倒を見きれなくなる可能性も高くなります。少なくとも、前の子がうちに来た時よりも、可能性は高い・・。

そんなことを考えたり、悲しい思いはしたくないと思ったりで、本当はもう生き物は飼いたくなかったのですが、飼いたくないとは言えませんでした。

夫とも相談し、私達が最期まで面倒をみる覚悟で(当然のことですが)、飼うことを検討することになりました。

それでたびたびペットショップをのぞいていたのですが、先週の連休に、衝撃の出会いがありました。

私がこの子に一目惚れしてしまったのです。

その前にも何匹もみて来てもこれだ!と思う子もいなく、両親にまかせればいいやと思っていたのに、たまたま立ち寄ったお店で運命を感じてしまいました。
子供達もこの子が気に入ったようです。

同じ色の子も他にいたのですが、どうしてもこの子がよかったの。 その後両親も合流し、この子に決定。

めでたくうちの子になり、ようやく昨日やって来ました。

10/12がうちの子記念日です。
忘れないようにしよう。