千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

ノートはiPadとApple Pencilで。

最近私が愛用しているiPad AirとApple Pencilです。
見るたびにテンションが上がるよう、カバーは大好きな赤にしています。

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紙のメモからデジタルのメモへ

翻訳を始めてからはメモを取ることが多くなり、いつでもメモを取れるように手帳を買って持ち歩くようにしていました。

5~6年ほど手書きのメモを続けてきましたが、イベントのたびにどんどんメモが増えていき、欲しい情報を探し出すのも、管理するのも大変になってきました。
手書きのメモをスマホでスキャンできるようなものを買ってみたりといろいろ試してみたのですが、なかなか環境は変わりませんでした。

それが変わったのは、今年6月のことです。
コロナ禍で子供たちが私のiPad mini でオンライン授業を聞く時間が増えたため、iPad mini は子供たち専用にすることに。

とにかくApple Pencilを使ってメモを取りたかったこと(iPad mini 4は非対応)、メモを取るにはiPad miniは画面が小さかったため、大画面のiPad Airを自分用に購入することにしました。

Apple Pencilが欲しいと思ったのは、去年の翻訳祭がきっかけです。
あるセッションで私の前の席に座っていた方が、Apple Pencilを使ってiPad上のメモ用紙にノートを取っていたのです。

後ろから見えたそのノートが、とにかく美しくて!!

その時我が家にあったSurface & 付属のSurfaceペンと比較しても、文字の綺麗さは各段に上でした。
その時から、機会があったらiPad Air & Apple Pencilを買いたいとずっと思っていたのでした。

Apple Pencilは使いやすい 

iPad Airで使えるApple Pencilは、第一世代のApple Pencilのみです。
第二世代のものは使えません。
(第二世代のApple Pencilはワイヤレス充電式なので使えるものなら欲しかったのですが、iPad Proのみ対応で、残念ながら今出ているiPad mini/iPad Airでは使えません。)

Apple Pencilは充電式なのですが、ペン先と逆側のキャップを外すとライトニングコネクタが出てきます。これをiPad Airのライトニングコネクタに差し込むと、それだけで充電ができてしまいます。バッテリーがなくても本体から充電できてしまうのがいいですね。
ほんの数分の充電で、かなりの長い時間使用することができます。

キャップをなくしそうなのが、ちょっと怖いです。
紛失防止対策として、私はペンホルダー付きの本体カバーを使っています。キャップを外した時もここに入れておけばとりあえずなくすことはなさそうです。

ペン先は予備が1つ付いていました。
私は筆圧がものすごく高いので、ペン先保護のためのシリコンカバーをつけていますが、普通程度の筆圧の人は特にカバーは必要ないでしょう。

ペンは持ちやすく、軽いしとても書きやすいです。
書いた字はとても滑らかに表示されます。
そうそう、私の前に座っていた方のノートがとても美しかったのは、単にその方が書く文字が綺麗だったから・・・というのもありました。
汚い字はそのまま表示されます(もちろん文字のラインは期待通り綺麗です)。
私が書いたメモは殴り書きに近いので、残念ながら全然美しくなりませんでした。
こればかりはもう仕方ないですね。

使用しているメモアプリ

iPadで使えるメモアプリはいろいろあるのですが、私が使っているのはiPad 専用デジタル手書きアプリ 「Penultimate」です。

何が便利かというと、ここで書いたメモは、Evernote と同期ができることです。
Evernote上で、検索機能も使えます。

Evernoteはとても便利なツールで、私は少し前に有料会員になりました。
お料理のレシピを入れたりと、翻訳以外の用途で使う機会の方が多いのですが、とにかくとても便利なツールです。

Evernoteについては、通訳翻訳WEBのコラム「第7回 PDFとアプリを駆使してタブレットを資料庫に」やそこで紹介されている井口富美子さんのブログがとても参考になりました。 

私もまだまだ全然使いこなせていません。もっともっと有意義な使い方ができるはずだと思うので、いろいろ試してみて、自分にとって一番いい使い方を見つけていきたいと思います。

iPad Airは生活必需品

メモはもちろん、映画を見るのも、本や漫画を読むのも、iPad Air1台あればできてしまいます。
少し前に、持っている英語・翻訳関係の本や文法書のほとんどをデジタル化してiPad Airに入れたので、iPad Airはメモであり、書庫であり、TVであり、一台で何役?というくらいに活躍してくれています。

気づいたことやブログのネタなど、思いついたときになんでも簡単にメモできるのがいいですね。
iPhoneのメモに入力してもいいのですが、実は私はフリック入力がいまだにできず、ガラケー時代の連打で入力するので、手書き入力できるのはありがたいです。



開催中の「日本通訳翻訳フォーラム」ですが、初めのうちはセッションを見ながらひたすらノートを取り続けました。

リアルタイムでの聴講はほとんどできないのが残念ではありますが、動画だと、聞き逃したり、もう一度見たいところは戻って聞くことができるのが良いですね。

メモも、自分用なので、必要なところは写真を撮ってそのままメモに貼り付けたり、その写真にコメントや追記をしたりなど、紙のノートに手書きするよりもいろいろなことができます。

ただ、各セッションの資料が続々アップされているようなので、メモを取るのはやめて集中して聞くだけにし、あとから資料をじっくりと読むことにします。