千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

『キングダム』、思わず大人買いしてしまいました。

『キングダム』にハマってしまいました。

以前から名前だけは知っていたのですが読んだことはありませんでした。
最近下の子(小6)が友人から借りてきて、「面白いから読んでみて」と言われたのでちょっと読んでみたら、面白くて止まらなくなりました。

 

1週間に7冊のペースで借りてきていたのですが、3週目(21巻まで借りてきたところ)で続きを待ちきれなくなり、電子書籍で一気に59巻まで買ってしまいました。(1月に60巻がでるそうです。)

マンガへの高額の出費は久しぶりです・・・。  

私は、家族のみんなで読める本は、BookLive!で購入するようにしています。
BookLive!では、端末5台まで共有できるからです。

書店で本を買うと定価でしか買えませんが、電子書籍で購入するとクーポンによる割引があるのが魅力的です。
スキマ時間を使ってどこにいても読めることが、電子書籍の最大の魅力です。

キングダムとは

簡単にいうと、「後に秦始皇帝となる「政」と、天下の代将軍を目指す「信」を描いた春秋戦国時代の戦国物語」です。

私は歴史が大好きなのですが、中国の古代史については日本や他の国の歴史と比べるとそれほど興味がなく、三国志でさえも最後まで読んでいません。そのため、『キングダム』もあまり期待せずに読み始めたのですが、かなり面白かったです。

『キングダム』は、登場人物の描き方、ストーリーの進め方、マンガのコマ割り、絵の描き込み等など、読者の心をつかむポイントがたくさんあります。軍の構成や戦術についていろいろ書かれているのも面白いです。
また、名言、名場面が多く、登場人物がとても魅力的なので、すっかりとりこになってしまいました

この『キングダム』には、実在の人物も架空の人物も出てきますし、創作もあるとはいえ、史実に基づいて書かれているようです。
壮大な話なのですが、59巻まで読んでも全く飽きることなく一気に読んでしまいました。そう、途中で話に無駄がなく、どの巻をとっても面白いのはすごいと思いました。

59巻までに本当にたくさんの武将が登場するのですが(歩兵も含め)、それぞれきっちり描き分けているのもすごいし(源氏物語を描いた「あさきゆめみし」もすごいと思った)、巻が進むにつれ、背景や盾・鉾・剣の模様も細かく、大量の兵士や弓やがどのコマでも細かく描かれるようになっていくのには驚きます。

ひとまずストーリーをつかむために一気に読んでしまったので、また最初に戻ってじっくり読んでみようと思います。

おススメなのは54巻の巻末

54巻の巻末に、作者の原泰久さんのインタビューが載っているのですが、これもかなり良かったです。

原さんが漫画家になるまでの経緯や、『キングダム』の連載までに至るまでの話が書かれているのですが、このインタビューを読んでいろいろと考えさせられたことがあったので、そのことについてはまた別途書いてみたいと思います。

 

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