千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

最初の大作は長女のベビーキルト

20代後半のお話です。

夜中に帰ってきては、少しだけ縫う。
パッチワークを1日の終わりのちょっとした楽しみとして、なんとか忙しい日々を乗り越えることができました。

進みはかなりゆっくりでしたが、毎日楽しくて仕方がありませんでした。
いろいろと作りたい作品が出てきたし、妹とキルトの展示会を見に行ったりもしました。

そうすると誰かに習いたくなります。
でも、土日にお教室をやっている先生は地元にはありませんでした。
経緯は忘れてしまったのですが、野原チャックさんのHearts&Hands系列の講師をやっていらっしゃった方に教えていただけることになりました。
いろいろと小物を作ったのですが、当時の作品も写真も、残念ながら残っていません。

そうこうするうちに長女を妊娠し、産休に入って教室に通えなくなる前に、ベビーキルトを作ることを先生が提案してくださいました。

パッチワークを始めてから1年目での初の大作となります。

 f:id:senri-miraido:20210820080402j:plain (2005.12.9完成/サイズ: 75 x 75 cm)

8月にデザインを決めてから出産3週間前の12/9に完成しました。

16個あるパターンは、「おばあちゃんのパズル」というパターンで、『Quilts Japan 』1995年5月号を参考にして作りました。

16個のうちの5つは、先生とその生徒さん4人からのプレゼントです。
他の生徒さんと顔を合わせてお話したのはたったの1度きりだったのですが、先生の提案により5人でパターンをプレゼントをしようということになったとのこと。
愛情たっぷりのベビーキルトだなんて、とても素敵ですよね。

会社まで遠く、仕事も忙しかったため、11月末までは帰宅は深夜という生活が続く中、毎日少しずつ少しずつ作り上げていった、とても思い出深い作品です。

入院する時しっかり持って行って、帰宅する際にはおくるみとして、産後は外出の際のおむつ替えシートとして大活躍してくれました。