千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

ベビーキルト(3作目)

3作目のベビーキルトは、大学時代の大切な友人の出産祝いのために作ったものです。

私に息子が生まれた時には手作りのスリングをプレゼントしてくれたので、私も手作りのベビーキルトを贈ることにしたのでした。

f:id:senri-miraido:20210823194452j:plain (2012.2.21完成 / サイズ: 70 x 70 cm)

昔のメモをによると、2011年の11月から制作を始めたようです。

参考にしたデザインは、アトリエセレサさんの「ベビースー」のキット
横浜のキルトウィークでキットと型紙を見て一目惚れしたものです。

スーちゃんは昨日の記事のソーイングポーチにも登場しましたが(記事はこちら)、かわいくて大好きなのですが、そのスーちゃんの赤ちゃんなんて、かわいすぎます。

いつか大切なお友達に赤ちゃんができたら、この図案を使ってベビーキルトを作ろうと思って大事にしまってありました。

キットはタペストリだったので、おむつ替えのときに赤ちゃんを寝かせるマットとしては大きさが足りません。
どうやってサイズを大きくしようか迷ったのですが、別に買ってあったベビースーの後ろ姿のアップリケを中心に、市松模様にブロックを並べ、四隅にスーちゃんを配置しました。(いまさらですが、左下のスーちゃんの向きを右向きにすればよかった・・・。)

それでもまだ小さいので、太めのボーダーをつけることにしました。
ボーダーにはアップリケをするかキルティングをするか最後まで迷ったのですが、四隅にお花が来るようなキルトラインを入れることにしました。
でも、写真を見るとお分かりのように、キルトラインがあまり目立たず少し寂しい感じになってしまったので、やはりアップリケにして華やかな布を配置してもよかったかなと思ったりもします。

そうそう、2作目の息子のベビーキルトの時に、薄めのキルト綿を使ったら、ぺったんこになりすぎてしまったので、今回は少し厚めのキルト綿を使いました。

この頃は子供たち2人もまだ小さく仕事もとても忙しかったので、毎日本当に少しずつしか進めることができなかったのですが、ほんの少しの作業でも、その積み重ねでなんとか完成させることができたのでした。

赤ちゃんが生まれてから送るべきか、それとも前もって送るべきかかなり迷ったのですが、おくるみをの話題が出たときに思い切ってベビーキルトをプレゼントしたいということを話し、先に送ることにしたのでした。

とても喜んでくれて私も嬉しくなりました。

我が子の時と同じくらい、元気な子供が生まれ、元気な子に育つように願いを込めて縫ったものです。
手元に残ったのは写真だけですが、とても思い入れのある作品になりました。 

ベビーキルトを縫うときにはとてもやさしい気持ちになれますね。
写真を見るたびに、その時の気持ちを思い出して温かい気持ちになります。