千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

ソーイングポーチ

娘のレッスンバッグを作ったときに布がたくさん余ったので、ソーイングポーチを作ることにしました。

ジーンズ地に近い、少し厚みのある布なので、キルティングとバイアステープの処理に苦労しました。

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最低限使うパッチワーク道具を持ち運べるポーチとして今でも大事につかっているものです。

当時お気に入りだった、若山雅子さんの布をたくさん使っています。

表面には、すーちゃんがシャボン玉を吹いているアップリケを入れました。
しゃぼん玉の下あたりが空いてしまったので、自分の名前の刺繍を入れました。(すみません、ぼかし加工してあります。)

裏面には、ハサミと針刺しのアップリケをワンポイントで入れたのですが、ハサミの柄を地布と同じ色にしたのは失敗でしたね、色がかぶってしまいました。

内側はこんな感じです。
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左の面には、ヘキサゴンをつないで作った大きなポケットがついています。このポケットは真ん中を縦に縫って2つに分けました。
左側には裁ちバサミを入れています。ハサミが動いたり落ちたりしないように、バンドを柄に通して固定できるようにしました。
右側にはロータリーカッターや紐通しを入れています。

側面に当たる部分には、ゴムを通してあり、上側がループになっていて取りはずせるようになっています。糸2つとペットボトルのキャップでつくった針刺しを通してあります。

右の面の左上には巾着袋がついています。この中には指ぬきや指サックを入れて使っています。

その右側は、針刺しがついています。針刺しの裏面にはホックがついていて、取り外しができるようになっています。
針刺しの内側にはクリアファイルを切ったものを入れて、針が裏まで貫通しないように工夫しました。

下側は大きなポケットにして、針やその他の小物を入れられるようにしました。
プリント布の柄に沿ってキルティングをしてあります。

この作品を作るまでは、ベビーキルト以外のものは、あまり気に入らなかったり、気に入ったものは人にあげてしまったりすることが多かったのですが、これは作った後も長く使っている数少ない作品の1つになっています。

完成してから11年たった今でも、大活躍しています。

そうそう、書き忘れていました。
手間をかけて丁寧に作っただけあってこのソーイングポーチはとても気に入っているのですが、たった1つだけ残念な点があります。

ファスナーを付ける向きを間違えてしまったことです。

ファスナーは普通は上から下に向かって開けるように作るかと思いますが、逆向きに漬けてしまいました。つまり、下から上に向かって開けるのです。

結局ふたを全開にしないと使えないので、それがちょっと不便なのですが、布が固くてファスナーをつけ直すのがどうしてもイヤだったので、つけ直さずそのまま使っています。