千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

セミナーを2つ申し込みました。

今年前半はほとんどブログを書いてないことからもおわかりかもしれませんが、学びがやや停滞気味になっていました。

本業が今年は特に忙しくとにかく仕事をさばくことに必死で、仕方がないとあきらめていましたが本当はそれではいけないのですよね。
先日の翻訳祭が刺激になり、学びたいという意欲が一気に高まり、早速12月と1月に1つずつセミナーを申し込みました。

①辞書セミナー

1つは帽子屋さんこと、高橋聡さんの辞書セミナー、「比べて極める辞書の世界」。

baldhatter.hatenablog.com

辞書のお話はこれまで何度か拝聴していますが、自分では同じようにやっているつもりでも、見つけられるものが全然違うように思います(というか、見つけられてない💦)。

とにかく回数を重ねて自分で学んでいく必要があるのですが、プロの辞書引きプロセスを見るのが一番勉強になるんじゃないかと。
甘ったれるなと言われてしまいそうですが、新入社員がOJTで仕事を覚えていくときには、説明を聞くだけではなく、先輩が実際に何をどうしているかを間近で見て、そのやり方を真似をすることで学んでいくはず。スキルを盗む・・というと響きが悪いですが、実際自分はそうやって成長していったように思います。

今回のこのセミナーでは辞書引きの実演が見られるとのこと、かなり楽しみにしています。辞書のプロである高橋さんが実際にどういう視点でどういうやって辞書を使って、最適な答えにたどり着くのか、やり方だけではなく、そのプロセスを見て真似したい!


調べもののプロセスといえば、最近こんな本を注文しました。


著者は国会図書館で長年レファレンスサービスに従事していた「調べ物のプロ」で、プロの司書が無意識に、そして当然のように使っている知識をまとめた本だそうです。これまでこの手の本はないのではないか、とも書かれていました。

日々自分の知らない分野のことを調べる翻訳者にとっても、相当有益な情報があるのではないかと期待しています。

そろそろ届くはずなので、読んだらまた詳しく紹介させていただきたいと思います。

②サンフレアアカデミー 「特許英語マスターシリーズ」

2つめは、来年1月後半に2週間連続で開催予定の「特許英語マスターシリーズ」です。

以前3、4回受けたことがあるのですが、その後はなかなか予定が合わなくて参加できずにいました。今回2週目の予定が少し怪しいのですが、現在調整中で、なんとかして参加をしたいと思っています。(録画配信がないのが残念です。)

www.sunflare.com

 

私は特許翻訳をやりたいと思っていたこともあるのですが(今でも興味はある)、その後医療分野へ方向転換しています(とはいうものの現在は機械系の翻訳が多い)。

それなのに、なぜこの「特許マスターシリーズ」の講座を取ろうと思ったのか?

理由は2つあるのですが、1つは今回のテーマが「主観的な表現」だったことです。
私が普段英訳している文書の中にもこういった主観的な表現は割と多く出てくるのですが少し苦手で、いつも同じような表現を使いまわしてしまっている感があります。
特許翻訳者がどのような訳をするのかを見てみたいと思って参加することにしました。

もう1つは、倉増先生のパワー、充実した資料集、特許以外にも役立つ構文な知識がもりだくさんなこと。

1つじゃなかったですね・・・。
でも、以前受けたセミナーがとても充実した内容で、自分の翻訳作業にも使えるものがたくさんありました。
間にいくつか受けられなかったセミナーがあったことが残念でなりません。


そういうわけで、まずは今週末に控えた辞書セミナー。

金曜日にワクチンを打つので具合が悪くならないか少し心配なのですが、もし多少熱が出ても自宅受講なので安心です。

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