千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

【読了】Orion Lost

Orion Lost 、読了しました。

今回選んだこの本は、Twitterで誰かが面白いと書いていたのを見てリストに入れた本・・だったと思います、たしか。
気軽にSFを読んでみたかったのでちょうどよかったです。

対象年齢は9~12歳なので、英語としては比較的易しかったのではないかと思います。
とにかく予想を裏切られる展開が続き(私だけかな?)、読み始めたら止まりませんでした。そのせいもあって、これまでと変わらない時間しか使ってないのですが、今回はあっという間の読了でした。

主人公は女の子を含めた子供たち。
ワープや宇宙船、ロボット、異星人、宇宙海賊、いろいろなものが登場する、宇宙を舞台にした冒険物語でもあり、子供たちの衝突、葛藤などを経た子供たちの成長の物語でもあり、いろいろな面で楽しめました。読後の気分がとても良いです。

そもそもの設定にツッコミどころもあるかもしれませんが、まあ、それは置いていて・・・。読み終わってしまったのがとても残念な感じ。

みんチャレの洋書グループでみんなで読書報告をする際に、ちょっとした感想を書いたり、時にはあらすじにも触れることもあるのですが(私のいるグループではネタバレは容認されている)、この話についてはストーリーがわかるコメントは一切しませんでした。
先がわかっちゃったら、あとからもしこの本を読む場合、楽しみが半減してしまいそうで。

メインのストーリー以外では、主人公の女の子がお母さんからワープについての説明をきくシーン、部隊の指揮命令系統についての授業を受けるシーン、そして、主人公が感情をぶつけるシーンがとても面白かったです。

最初は英語にも注目していたのですが、途中からそれよりもストーリーの方に夢中になり、英語はどうでもよくなってしまった・・。

そんな中でも、1つだけ間違いをみつけて、ニヤリ( ̄▽ ̄)。

終わりの引用符が行の頭にきてしまっているだけのことなのですが・・(笑)



フィクションとノンフィクションを交互に読むことにしたので、次はノンフィクションです。
面白いらしいと聞いた、マクドナルドの創業者レイ・クロック氏の自伝を読んでみようと思います。

 

それと同時に、毎日少しずつ、和訳と同時並行でこちらの作品も読んでみたいなと思っていますが、こちらは本当に少しずつになりそう。

「フランバーズ屋敷の人びと」シリーズの1作目、『愛の旅立ち』。

Flambards

Flambards

Amazon

以前ブログに書いたような気がしていたのですが、記事を探しても見つからない・・。
この「フランバーズ屋敷の人びと」は児童書ですが、私は高校生になってから読んだ作品です。

とても面白くて一気に読んだのですが、読み終わった時に「もう少し早く読みたかった」と思った記憶が残っています。
階級制度や戦争に振り回される主人公に共感したり反感を抱いたりしたのだ思いますが、高校生だとやや大人目線(当時はそう思っていた)で見てしまうので、もう少し違った目線で見たかったからなのかな?今となってはどうして「もっと早く読みたかった」と思ったのかはわかりませんが、今読んだらどんな感想を抱くのでしょうか。

細かい内容はあまり覚えていないので、原書で読みたいと思ってかなり前に購入しました。

『1984』を読み終えた後くらいに少し読んでみたのですが、風景描写が続き、疲れてしまってひとまず本を閉じたという・・💦
洋書もだいぶ読みなれてきたので、今読んだら大分違うかな?

私が手元に持っている訳書は、掛川恭子さんの翻訳です。
ちらっと和文を見た感じ、とても読みやすい訳になっていますので、並行して読み比べていきたいなと思います。

色々話が飛びましたが、今日はこのへんで。