千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

塾の自社アピールが面白い

今年は我が家には受験生はいないのですが、友人のお子さんの合格報告が続々届き、心はすっかり春です。
4月から新しい環境で、楽しく充実した学校生活が過ごせますように・・・。


娘がかつて通っていた、そして今息子が通っている塾は、神奈川の大手塾のうちの1つなのですが、高校入試が終わった後の大手塾の広告合戦が面白くて、毎年注目してしまいます。

どこの塾もトップ校の合格者数を前面に出して、人数が多ければもちろんそれがそのまま塾の売りになるので、「全塾中No.1」とか、「〇年連続No.1」といった、さまざまなキャッチフレーズを使っています。

去年はNo.1だったのに今年はトップの座を奪われた(?)場合、どんなフレーズが出るのかと楽しみにしていたら、「〇年連続100人越え」でした。いろいろ考えるなぁ。

ある塾の広告は、年間を通じてものすごい勢いで新聞広告に織り込まれるのですが、実は、あまりその広告は好きではありません。
だって、広告費にそこまでお金使うなら、生徒に還元するとか塾代を下げてくれた方ががいいのに、と思ってしまうから。でも、この塾の宣伝部には、数字のスペシャリストがいるんだなと、広告の仕方については面白くて、つい注目してしまいます。

どこの塾にも合格者はそれなりに出るわけですが、それをいかにすごいように見せかけるか(笑)が各塾の戦略なわけですが、その塾の数字の使い方がうまいというか、なんというか(笑)。数字は使いようだな、と本当に思います。

数字を使った宣伝や統計がいかにあてにならないものか(言い方が悪いですが)、そういえば高校の調べ学習で発表した人がいました。そんなこともこの時期になると毎年思い出されます。

うまく使えば武器にもなるので、ちょっとを参考にしてみると面白いのかなあ・・と思いつつも、「〇年連続」とか、「〇年依頼が途切れない」とか、「年間〇万文字の翻訳をこなす」などと数字を使ったとしても、翻訳者の場合は怪しさが増すだけのような気もします・・・。


私が働いた2社目の会社は、新規で立ち上げられた会社だったため、会社のブランディングからみんなで話し合ったりもしました。

もちろん指導してくれるプロがついたのですが、その頃は私も若かったので、「ブランディングなんて要するに見せかけじゃん。そんなことより仕事だよ、仕事。」・・なんて思ったりしていたのですが、今思えばなかなか貴重な経験だったのではないかと思います。
広告業界ではそれなりに有名な方が話をしてくれた上に、会社のオブザーバーにまでなってくれたのに、残念ながら日々の作業に追われ、そのあたりのことはあまり記憶に残っていません。

その企業はもうそろそろ設立20年になり頃ですが、現在でもしっかり活動しているようですし、いろんな意味で方向性が変わってしまったものの、「ブランディング」は確実に成功したと言えそうです。実際、ずいぶん素敵な企業に見えますしね。

実際に大事なのは中身なのですが、まず最初に「おっ」と思わせ、目にとめてもらえることが大事ですよね。

私は今は社内翻訳者なので外部にそこまでアピールする必要はないのですが、自分の売りをきちんと考えて、誇大広告にならない程度に「見せる」アピールを考えなくちゃな・・と、改めて思ったのでした。


今年の始めに、「ブログは週2回更新・・・!」と鼻息荒く書いたものの、やはり無理でした💦

もっと短く簡単に書けばいいのですが、どうしても長くなってしまうため、本当に書きたいことはいつまでたっても書けません。

もう、回数にこだわるのはやめて、あまり日をあけずに書くようにします。(「またかよ!」と思った方もいらっしゃるかと思いますが)


今週は本業も副業もプライベートとも忙しく、もう、なんだかぐちゃぐちゃです。
仕事を始めるのが12時過ぎとかになるため、寝るのが2時や3時で、睡眠不足です。

週末でなんとかチャージして、元気に来週を迎えたいと思います。

それではみなさん、よい週末を。