千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

年度終わりと年度初め

いよいよ、今日から4月になりました!

私の派遣先の話なのですが、3月末で定年退職を迎える方、4月から昇格する方など、今年は周りでかなり動きがありました。

私を比較的(?)大事にしてくれている課長が部長に昇格したり、英語の添削やプレゼン資料の英訳をちょこちょこ頼みにきてくれる、かつて「若手」だった方が昇格して係長になったりして、ここに来てからの時間の長さをひしひしと感じています。

どんなに長くいても10年・・と思ってはいましたが、現在ここに派遣されて9年目。
なんだかんだといいながらもここに居続けているのは、居心地のよさや休みやすさといった要素もかなり大きいのですが、「楽しさ」「安定」といった要素もかなり大きいです。

まずは「楽しさ」ですが、もちろん「翻訳」が一番楽しいのですが、私はもともと編集側のスタッフだったので、コーディネート要素の強い作業もとても好きなのです。
まるで「1人翻訳会社」のように、情報収集やぐちゃぐちゃの依頼の交通整理、資料入手、スケジューリング、見積もり、翻訳、編集、チェック、などといった仕事にも楽しさを感じています。(そして、怪しい日本語を正しく解釈した文に翻訳することも。)

これができるからこそ重宝されるのかもしれませんが、頼む側はかなり楽だと思います。

お互いとても居心地の良い状態で仕事ができいる、という意味ではよいのですが、「翻訳」に重点を置いて今後のことを考えるなら、そろそろ冒険をしたいところでもあります。

ただ、「安定」ということを考えて、なかなか冒険ができずにうだうだしています。

来年大学生(予定)、高校生・・になる、子供たちの進路次第で、「絶対に手にしたいお金」も変わってきます(=「冒険」の度合いが変わる)。
子供たちに責任を負わせるつもりは全くないのですが、進路に合わせた進路を何通りか考えてみようと思います。

仕事もプライベートでもやりたいことがたくさんありすぎて、毎日考えが変わります。
仕事については、このまま必要とされるところで必要とされる翻訳ができればいいや、という気持ちになったり、いや、もっとこんなこともやりたい・・と思ったり、日々迷いの連続です。

機械翻訳やAIはどんどん進化していくし、単価は下がるし、自分もどんどん年を取っていくし、不安要素も多くあります。
来年・・なんて悠長なことをいっているうちに、どちらかの親の介護が必要になったりなど、別の問題が発生する可能性もありますよね。

まあ、とにかく、今のところ翻訳をやめたいと思ったことは今ないので、前向きに考えていきたいと思います。

ここ最近現状維持の状態が続いて少しモチベーションが下がり気味だったのですが、来週ちょっとしたご縁である集まりに参加することになりました。
そこで何か得られるものがあるかな・・という期待もしていたりします(他力本願ではありますが)。

なんだかとりとめのない話でしたが、今宵はこの辺で・・。