千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

オンライン英会話を始めました。

2週間ほど前に、オンライン英会話を再開しました。

4年ほど前に短期間だけ受講して中断したきりになっていたのですが、今回は長期間続けるつもりでいます。

いくら文法の勉強をしても、いくら翻訳の経験年数が増えても、「英語ができないコンプレックス」が消えません。
このコンプレックスの原因は2つあり、問題点も解決策も自分では自覚しているのですが、そのうちの1つが「英語を上手に話せないこと」です。

「語学大学に通っている」、「翻訳会社で働いている」というたびに「英語ペラペラなんでしょ?」と言われ、「翻訳の仕事をしています」というたびに「英語できるんだね、すごいね」と言われるのですが、そのたびに「話すのは苦手なんだよね」、という言い訳をし続けてきました。

たしかに旅行に行く程度なら困ることはありませんので、それでも世の中一般的には「英語ができる」人なのかもしれません。
ただ、ビジネスレベルのスピーキングとしては「全然できないレベル」だと思います。

ここまで書いたところで、リスノさんのブログがアップされ、なんてタイムリーな内容!と思わず手をたたいてしまいました。
そこで紹介されていた本を、早速読んでみようと思います。

話は元に戻りますが、私の「苦手」というのは、他の翻訳者さんが「スピーキングが苦手」といっているレベルよりもはるかに低いものだと思います。
そもそも話す機会もなかったし、そういう機会をつくろうともしてこなかったので当然のことなのかもしれませんが、その結果が今のこの状態です。「話すのが苦手」というのが自分の中の「英語ができないコンプレックス」の大きな要因になっているのはたしか。
以前は、「通訳をやるわけではないからまあいいや」という気持ちも大きかったのですが、ここまで卑屈な(?)気持ちになるのであれば、このコンプレックスを解消するしかない。つまり、話せるようになるしかないよね・・ということで、オンラインレッスンを再開したのでした。

4年ぶりにアクセスしたオンラインのサイトは、システムが全く別のモノになっていたり、先生のレベルが上がっていたりと、かなり大きな変化が見られました。
価格も3割増しくらいなイメージです。

最初の1週間はもう、あまりのひどさに落ち込むのみ。
書けるけど、同じレベルでは話せない、だから練習したい・・・なんていう説明をしつつ、結局話すのは自分の持っている英語力の範囲でしか話せないわけで、あれ、じゃ、書ける力も結局は自分が思っているよりも激しく低いってことなのかな・・とずぶずぶと沼にはまり込んでいくような気持ちでした。

今週に入ってある先生が、「あー、日本人、タイ人に、読み書きできるけど話せないっていう人が多いよね。でも、そういう人は自分の中にある大量の英語をアウトプットする練習をすればいいだけだから、ちゃんと話せるようになるから大丈夫」と言ってくれて、なんだかそれだけで気持ちが軽くなったのでした。

それにしても思うのは、笑顔って大事だな・・と。
私は「うまく話せない」という気持ちで参加しているので、表情が暗いし、先生の中には無愛想な先生もいたりして、こちらが話しても仏頂面のままでいられると、「伝わってないのかも」と気持ちが沈みがちになります。
やる気をくれるアドバイスをくれた先生は、不自然なほどまでに(?)ニコニコしている先生で、おかげでこちらまで楽しくなってレッスンを進めることができました。

あともう1つ。
音読って大事だなと思いました。(今更過ぎますが、音読が良いと言われてもこれまでまりよくわからなかった・・)
そもそも私は英語を音読することもなく、口から発音することに慣れていません。
そのせいもあり、書かれている文を読んでみても、やっぱりつっかえるんですよね。
読むのもスムーズにならないと、話すのもスムーズにならないかな、と思ったりもしました。

なんともレベルの低い内容になってしまいましたが、毎日続ければ大分マシになってくるのではないかと思います。

そして、同時に、もう1つのコンプレックスについても解消すべく、動いていきたいと思います。