千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

こどもの目線を体験@こどもの視点カフェ

7月の半ばくらいに、保育士の妹から「こどもの視点カフェ」に行こう!と誘われたので、おとな2人で行ってきました。

誘われなければたぶん行くことがなかったはずの場所ですが、いろいろな意味でとても面白いところだったので、今回紹介させていただこうと思います。

「こどもの視点カフェ」とは?

子育てをしていても、ついつい自分の目線でモノを見てしまい、「こぼしちゃってもう~(涙)」と言ってしまったり、自分の都合にあわせて「早く~(怒)」と急かしてしまったりと、余裕をもってこどもに接してあげられないのは、私だけではないはず(たぶん)。

これまで子育てするにあたり、こども目線でみる・・というのはあまりやってこなかった気がします。両親も同居していたこともあり、割と大人目線でこどもたちに接してきたような(1歳くらいから辛口のカレーを食べさせていましたしね・・それは関係ないか💦

このカフェでは、こどもの視線を体験できます。
こどもの頭がどれだけ重くてうごくのが大変なのか、牛乳やコップやパンがどれだけ大きいものなのか、自分を見下ろす大人がどれだけ大きく見えるのか、といったことを、こどもの視点で体験することができます。

私が説明するよりも、このサイトを見ていただくのが早そうです。

prtimes.jp


場所は青山、Itochu Garden2階にあります。
カフェの横にはこどもの遊びスペースがあるのですが、おとな2人で遊ぶわけにはいかないので、カフェへ直行。


おめあては、オリジナルメニューの「こどもの視点セット」。
こどもにとって、おとなサイズのフードやドリンクがどれだけ大きいものなのかを体感できる、ビッグサイズのドリンクとケーキのセットです。
なんと、大人も着けられるスタイ付き。​

(画像引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000086355.html


楽しみにしていたのですが、残念・・・。
13:00過ぎに行ったのですが、もう売り切れてしまっていました。
もしこれから行く方は、朝一番に行って注文するのが良いかもしれません。

仕方がないので、かわいらしく(?)、「ミルク」を注文して喉の渇きを癒したのでした。

こどもの目線を体験

カフェの隅の方にはいろいろな展示コーナーがありました。

子供の頭のサイズがどれだけ大きくて、もし大人の頭がそれと同じ割合の大きさになったらどれだけ大きなものになるか・・・とか、

(もしかしてこの頭、かぶれたのかな?)

こどもにとって、朝ごはんのパンや、牛乳パック、マグカップがどのくらい大きいもなのかが体感できるコーナーがあったり、


こどもの体の大きさに対してどのくらいランドセルが大きくて重いのかを体験したりしました。
娘と息子のランドセルも重かったので、ある程度覚悟はしていたのですが、思っていたよりも重くて、よろめいてしまいました・・・。

とまあ、いろいろな体験ができたのでした。

子供の視点ラボ

ここで体験できたこどもの視点を含めた様々な実験やレポートが、電通のサイトで特集されています。
どれも面白かったので時間がある方はぜひお読みください。

dentsu-ho.com

実験やコラボレポートを手掛けている「こどもの視点ラボ」のページはこちら。

kodomonoshiten.com

リンクは貼りませんが、大学の研究室のサイトに記載されている特集記事も、面白かったです。


この特集の中に、「こどもの時間と大人の時間、どれほど違う?」という記事があります。

この時間についての話は、先週8/16付で、Yahooにも記事が掲載されていました。
「時間学」の研究者である一川教授のお話もなかなか面白かったので、こちらもぜひ。(「時間学」という学問があることを初めて知りました。面白そう。)

news.yahoo.co.jp

最後に書かれた一川教授からの保護者に向けたメッセージが印象的でした。

普段の自分の生活や仕事とは縁のない世界が覗けてとても楽しかったです。
視点が違うだけで、見えるものが全然違うものですね。
自分の生活でも、1つの見方に固執せず、視点を変えていろいろな見方をしてみたいものですね・・・と、最後無理矢理こじつけてみました