千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

まだ秋が来た気がしませんが、干し柿をつくり始めました。

神奈川は今日もいいお天気です。
夜には大分気温が下がるようになってきたものの、日中はまだ半袖でも過ごせそうなほどの気温です。


子供の頃、毎年冬になると、母の実家の長野から段ボールいっぱいの干し柿が送られてきていました。
今思えばかなり立派な干し柿で近所の人も一緒に毎年楽しみにしていたのですが、その後祖母が亡くなり、干し柿を食べる機会がなくなってしまいました。

そもそも干し柿なんて寒い地域でしか作れないものだと思っていたのですが、少し前に近所でベランダに柿をつるしている家を見かけるようになりました。
神奈川みたいに暖かいところでも作れるものなのかと思って調べたところ、毎年この時期に、地元の農家の方が渋柿を販売していることがわかりました。
一昨年、去年は不作で購入できなかったのですが、今年は11/1(今日!)から予約が始まるそうで、父が張り切って予約にいってくれるそうです。

でも、それよりも前に近所の方から渋柿をいただいたので、一足先に干し柿を作ってみることにしました。

見かけは普通の柿。そのまま食べるとちゃんと(?)渋いそうです。

干し柿の作り方

作り方というほどでもないのですが、干し柿をつくるためにやることは、たったこれだけです。

  1. ヘタを取り除き、皮をむく。
  2. 消毒
  3. 干す

以上。

ポイント

①ヘタを取る

ヘタは取らなくてもよいそうですが、傘のようになってヘタの周りだけ日当たりが悪くなるという話も聞いたので、今回はひらひらしている部分があれば、その部分のみ簡単に取り除きました。
ヘタを取る時には、勢いで枝を取らないように気をつけたほうがよさそうです。

 

②柿のくくり方

紐に柿をくくりつける方法は、以下のYouTubeを参考にしました。
かなり簡単にできます。

www.youtube.com

でも、実はこの作業に一番時間がかかりました。

作業自体は簡単にできるのですが、慣れるまではやりづらかったです。
また、柿を均等に縛っていくのが意外と難しかったです。

息子とおしゃべりしながら作業をしたので、4つずつ、または5つずつ縛っていくつもりが、気づいたら6個くくりつけていたり、なんだか途中でよくわからなくなってしまって、3つのものや5つのもの、4つのもの・・といろいろできてしまいました💦

自宅の物干し竿につるすなら、3つか4つくらいにしておくのがよさそうです。

 

③消毒方法

沸騰したお湯に紐をつけた柿を順番にくぐらせました。
10秒ほどつけて取り出しました。

防虫、防カビ効果があるそうです。


そうして干した柿が、こちら。(先週の金曜夜)

しばらくお天気が続くという予報だったのですが、翌日いきなり夕方から雨が降り、慌てて家に取り込みました。室内干し用の洗濯ラックにぶらさげてみました。

今の家は軒がないので、雨が降った時に困るんですよね・・。

翌朝また晴れたので外に出しました。


その時の柿の様子。(3日目、日曜日)

昨日また夕方天気が崩れる予報がでていたので部屋干して夜また外にだしました。

そして、今朝の様子。(5日目、火曜日)

大分しぼんできた感じがします。

近所の方は、5日くらいで食べれるよ・・と言っていましたが、一般的には2週間ほど干すか、厚みが半分くらいになるまで干すそうです。
様子を見ながら食べ頃を探っていきたいと思います。

予約の柿が来たら、違う柿で食べ比べをしても面白そうですね。


・・・ここまで書いて今更ですが、私は実は、干し柿はあまり好きではありません。
(祖母の干し柿はおいしかったけど)

自分で作るようになったらおいしく食べられるかなという期待もしつつ、楽しみに待つことにします。