千里の道をまだまだ走る~ときどきひとやすみ~

分析機器、医療機器の日英翻訳をしています。翻訳者生活10年目に入りました。翻訳や日々のつぶやき(料理・パッチワーク・読書)など、いろいろ書いていきます。

オンライン英会話を始めて1か月目の感想

オンライン英会話を再開してからそろそろ1ヶ月になります。

最初の1週間は本当にひどくて、数年前に少しやっていた時よりもさらに言葉が出てこなくて、まさにアウアウ状態でした。
さすがにひどすぎて自信がなくなってしまいました。この時の私の表情は、暗くて、さぞ自信なさげに見えたことでしょう。

前々回の記事にも少し書きましたが、ある先生のレッスンで前向きな気持ちになれました。
それ以降、とにかくどうにかして自分の言いたいことを伝えよう、という気持ちで臨んでいるのですが、だいぶ慣れてきたのか、少しずつ英語が口から出るようになってきた・・ような気がしています(笑)。

口が柔らかくなってきた、というのもあるのかも。

最初の2週間は自分に合ったレッスンを探しながらいろいろな教材を使ってレッスンを受けていたのですが、最終的には、サイトに日々アップされるニュース素材のようなものを使ったレッスン(単語の学習、テキストの音読、ディスカッション)が一番合っていることがわかりました。
しばらくはこの素材を使って、自分の伝えたいことをすらすらと伝えられるようにしたいと思います。

単語も知っている、文法もわかる、それなのに英語をうまく話せないのはなぜなのか、今後話せるようになるには何をすればいいのかについて、ちょっと考えてみました。

話せないのは、「口から出すことに慣れていない」から。

翻訳業界でもよく「音読がよい」という話は聞きます。
自分の翻訳した文を読み上げると、スムーズじゃないなと思うところを見つけたり、意外な間違いなどを見つけられて、ブラッシュアップにはよい・・ということだそうですが、私は「音読」はほとんどしていませんでした。特に、学習としては、まったく。

今回最初にニュース素材を使ったレッスンを受けて音読したときに、思っていたよりも自分の音読がヘタクソだったことに驚きました。

発音はあってるんだけれど、つっかえたり止まったり。黙読するときの「心の声」とは全然違いました。あれ、私ってこんなに読む下手だったっけ?

英語を話す筋肉が使えてないというか、英語の口の動きに慣れてないというか。
すらすら読めないなら、そりゃ話もできないよね。

話がずれますが・・・
私はもともとおしゃべりな方なのですが、このコロナ禍では家にいることが多くなって友人との文字ベースでのやり取りが多くなり、口を動かして会話する機会が激減しました。

状況がだいぶ良くなって久しぶりに友人と食事に行ったときに、なんだか口が動かず、聞く側に回っしまったにもかかわらず、とっても話し疲れてしまったことを思い出しました。

そりゃ口から出し慣れてなければ、出てこなくなるよね。英語も、それと同じか。

とにかく口に出して読もう、口に出して話そう、そういうことで、当分の間続けていこうと思います。

足りないのは、英語を話す経験。そして、瞬発力と記憶力。

大分慣れてきたような気がしますが、トピックによってはアウアウ状態になることもあるので、もうあとはとにく慣れて、使える表現をいろいろ増やしていくしかないかなと思っています。

今回、英語を話すにあたり自分に足りないと思ったことが他にもあります。
それは瞬発力と記憶力。

そちらについては、次回書いてみたいと思います。