前回からの続きです。
以前の記事にいただいたリスノさんからのコメントで『英語のハノン』という本の存在を知り、早速購入することにしました。
毎日少しずつですが、進めています。
英語のハノンとは?
『英語のハノン』には、初級、中級、上級、フレーズ編と、全部で4冊あります。
本の到着を待つ間にレビューを調べたり、紹介動画を見たりしてみたのですが、かなり評価は高く、初級であってもそれなりにやりごたえがあるとのことでした。
たまたま見つけたブログの中には、「中級から始めてもよいのは同時通訳者くらいか」、と書かれているものもあったほどです。
ところで、タイトルの「ハノン」ですが、「ハノン」とは、ピアノを習っている人ならほとんどの人が知っているであろう、指練習のための練習曲集です。
地道な練習を繰り返すことでいろいろな曲を弾けるテクニックが着実に身についていく、というもので、バイオリンでいうなら、セブシックとかカイザーとかいったような感じでしょうか。
『英語のハノン』は、地道な基礎練習集であるピアノの「ハノン」になぞらえて、英語の基礎を反復練習するための教本です。
副題にも、「スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル」とあるとおり、スピーキングに特化した教本になっています。
これって、まさに今の私に必要なものでは?
そう思って始めました。
「はじめに」によれば、
いわゆる学校文法をはじめからやり直し、それを実際に口頭で使えるようにする本
であって、
こうして得た英文法の知識を、そのまま英会話で運用できるようにすること
であって、
「やりなおし」ながら同時にドリル練習するところに、本書最大の特徴があります
とのことです。
また、知っている文法知識のうち、実際英語を話した時に使える知識はその10分の1にすぎない、とも書かれています。
いくら文法を身につけた気になっていても、何の練習もしていなければ、ほとんどが使えないレベルだ、ということですね。
『英語のハノン』の特設ページがありますので、興味のある方はこちらをご覧ください。
始めてみた感想
いきなり文法から始めるのかと思っていたら、まずUnit 0として、英音法の説明&ドリルから始まりました。
私は英音法についてはまとまった説明をきちんと読んだり、練習したりしたことがなかったので、これはとても良かったです。
Unit 1以降も、登場する例文は、目で見れば、どれもとても簡単なものばかりです(最初だけかな?)。
やることも、とても簡単。
音源を聞いて、まずはリピート。
そして、指示に従って少しずつ文を変化させていくだけです。(否定文、主語を変える、疑問文・・など)
繰り返しますが、例文は、本当に簡単なんです。
目で見るだけならどんどん進めてしまう。
でも、文字を見ずにリピート、意外に難しいし(正確に再現できない💦)、
⇒短期の記憶力がなさすぎる
否定文ならnotをつける、疑問文だったら主語と動詞をひっくり返すだけだとわかっていても、さっと口から出てこない(頭で考えてしまう💦)
⇒瞬発力がなさすぎる
ああ、話せない理由はここにあるのか、と身をもって理解しました。
進め方
いろいろな進め方があると思うのですが、私は毎日複数のドリルを進め、うまくできなかった場合は繰り返し、2~4日で1つのUnitを終わらせる感じで進めていました。
最初はSlowスピードで進め、2周目はnormalスピードで、それが終わったら中級に進むつもりでいました。
そんなときに、またまたリスノさんから素敵な情報が。
リスノさんはもっと効率の良い方法でやっていたので、その方法を真似させてもらうことに。(詳しくは省略しますが、近いうちに、リスノさんが記事で紹介してくださるかも?)
まだ始めたばかりなので、私も最初に戻ってもう一度効率のいい方法でやり直すことにします。その代わり、1周おわったら中級に進みます。